コンタクトレンズ BC

コンタクトレンズのBCとは



コンタクトレンズの BC(ベースカーブ) とは、

レンズの内側のカーブ(曲率)を示す数値のことです。
眼球の角膜のカーブにどれだけフィットするかを決める、とても重要な項目です。




BC(ベースカーブ)の意味

角膜の丸み(カーブ)に合わせるための数値
単位は「mm(ミリ)」で表記される
一般的には 8.4〜9.0 の範囲が多い




BCが合っていないとどうなる?


きつすぎる(数値が小さい)場合

レンズが動きにくい
ゴロゴロしたり、充血・痛み
酸素が届きにくくなり、目が疲れやすい



ゆるすぎる(数値が大きい)場合

レンズがズレやすい
視界がぼやける
乾燥しやすい




BCは自分で選んでいい?

基本的には選ばない方がいいです。

眼科で角膜のカーブを測定し、
適切なBCを決めるのが安全です。
同じ人でもメーカーによって「装用感」が変わるため、
医師の処方に従うのがベストです。




よくある疑問

8.6と8.7って違う?
→ 違います。わずかな差ですがフィット感が変わることがあります。

Q. 1dayと2weekでBCを変えた方がいい?
→ メーカーが異なる場合は、同じBCでもフィット感が違うことがあります。




BCの選び方は

コンタクトレンズの BC(ベースカーブ)の選び方は、
以下のポイントを押さえると失敗しにくいです。

ただし、最終的には眼科で測定するのが確実&安全です。




1. まずは眼科で角膜のカーブを測る一番重要なステップです。


眼科では 角膜曲率半径(K値) を測定し、
それを基準にBCを決めます。

K値が 41.00〜45.00D くらいの人 → 一般的なBC(8.6〜8.8)
K値が小さい人(カーブがきつい) → BCが小さい(8.4〜8.6)
K値が大きい人(カーブがゆるい) → BCが大きい(8.7〜9.0)



ポイント

「自分の角膜は標準的?きつい?ゆるい?」が分かれば、
BC選びが圧倒的にラクになります。




2. メーカーごとの装用感を比較する

同じBCでもフィット感は違います。

例:BC8.6でも

A社 → しっかりフィット、動きにくい


B社 → 少しゆるい感じ

これはレンズの素材や直径、
デザイン(エッジ形状)による差です。



心構え

「BC=決定的な指標ではなく、“だいたいの目安”」



3. 基本の選び方(最初の一枚)

迷ったら → 標準BC(8.7前後)

日本人は平均的に BC8.6〜8.8 が合うことが多いです。

まず標準(8.7)を試す


違和感があれば ±0.1 で調整
 
(8.6 or 8.8)を次に試す




4. 装着後に見るべきポイント(実際に付けて判断)

以下をチェックすると「合っているか」が分かります

まばたきでレンズが少し上下に動く(動かないのは×)
レンズが中央に位置し、ズレない
乾燥しにくい
長時間つけても痛みや違和感がない




5. NGな選び方(よくある失敗)

度数だけで選ぶ
安いレンズに変えた時にBCを確認しない
同じBCだから大丈夫だと思い込む




6. 「1day」と「2week」でBCを変えるべき?

結論:変える必要はないが、合わない可能性はある
→ 素材や厚みが違うので、同じBCでもつけ心地が変わることがあります。




7. ネット通販で買うときのコツ

今使っているレンズの BCを必ず確認
同じBCでもメーカーが違えば注意
初めてのメーカーは **少量パック(10枚)**で試すと安全




8. 自分のBCが分からない場合は?

眼科の診察が最短&最強です。

検査は5分ほどで完了、費用も1,000円程度で測れます。




自分の度数やカーブに合いそうなメーカーは

「どんなメーカーが、自分の度数や目のカーブに合いやすいか」は、
以下のような基準と例があります




メーカーを選ぶときのポイント

日本人の平均カーブ(BC ≒ 8.6〜8.7 mm) を基準に、
多くのモデルを出しているメーカー。

BCの選択肢が比較的多い、あるいは BC表記がしっかりしている メーカー
? 自分のカーブに近いレンズを探しやすい。

材質、含水率、酸素透過率など
目の状態や装用時間に合わせたバリエーションがある。




カーブや度数から比較的選びやすい代表ブランド/レンズ例

以下のようなブランド・レンズは、
「BC=8.6〜8.7 mm」あたりのラインナップが多めで、
日本人の平均に近く使いやすいことが多いです


SEED 2weekファインUV plus
? 国内メーカーで、BCやDIAなどのスペックが分かりやすく、初めてレンズを選ぶ人にも選びやすい。

Air Optix plus HydraGlyde
? 2ウィークタイプ。
BC 8.6 mm などの仕様があり、安定した装用感が期待できる。

1-Day ACUVUE Moist
? 使い捨て1dayで、BCが無難なものが多く、気軽に試しやすい。

Bausch & Lomb バイオフィニティ
? 含水率や酸素透過性などバランスがよく、長時間装用や初めてのソフトレンズにも向いている。




どんな人にどのメーカー/レンズが向くか


目的・目の状態

向いているレンズ例/特徴


毎日使いたい/初めてソフトレンズを使う

EED、ACUVUE など、BCが平均値かつ装用感がマイルドなもの


2週間〜1ヶ月使う(頻度を減らしたい)

Air Optix、バイオフィニティのようなシリコーンハイドロゲル素材レンズ


着け心地・酸素透過性重視

バイオフィニティ、Air Optix など高透過素材のもの


コストを抑えたい/使い捨て1day希望

1-Day タイプの ACUVUE など




注意点と「メーカー=万能、ではない」理由

同じBCでも“装着感”は変わる:
素材、厚み、DIA(レンズの直径)、含水率などで大きく異なる。
たとえば、同じ「BC8.6」のレンズでも、A社とB社で「きつめ/ゆるめ」の差が出ることがあります。

通販で買うならBCだけでなくDIAや含水率もチェック:
度数・カーブだけでなく、目の乾きやズレやすさにも影響するため。

一度眼科で測っておくのが安心
? 自分の角膜のカーブ(K値)を知っておけば、レンズ選びがぐっと簡単になります。













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